パニック障害とは
身体の症状が特にないのに、突然前触れもなく、動機、息苦しさ、めまい、発汗などの発作(=パニック発作)を起こし、このために生活に支障が出ている状態の事を言います。
パニック障害の症状と特徴とは?
初めのうちは、上記のパニック発作が繰り返し起こってしまいます。このパニック発作自体は、自分でコントロールできず、死んでしまうのではないか?と感じてしまうほどに強く症状を呈します。
そのため、また発作が起きてしまったらどうしようと悩む「予期不安」という状況になってしまいます。
更に進行していくと、特定の場所に行くと、パニック発作が起こる「広場恐怖」という症状を発症するようになります。
このような状況になってしまうため、意識的に、発作が起きる場所を避けるようになっていき、結果として行動が大きく制限されてしまいます。
広場恐怖の具体例として
・電車に乗れない
・一人で美容院に行けない
・外出自体が出来ない
といった状態になってしまいます。
1000人あたり、6~9人ほどが年間に発症すると言われており、男性よりも女性の方が多いのも特徴の一つです。
一般的な解決方法
パニック発作を起こさせない事と、予期不安や、広場恐怖を軽減させる事を目的として、薬物療法と精神療法が選択されます。パニック障害の場合、両者を併用する事が非常に重要となってきます。
・薬物療法
SSRI(選択的セロトニン再取込み阻害薬)
安定剤(抗不安薬)がなどが使用されます。
パニック障害は、比較的薬物が効きやすいようで、医師指定の用法、用量を確実に守る事も重要になります。
・精神療法
認知行動療法や暴露療法という手段を使って、少しずつ出来なくなっている行動にチャレンジしていきます。
疲労回復センターでの施術方法とは?
主に身体の面からのアプローチを行います。パニック障害に限らず、大きなストレスを感じている場合、非常に強い緊張状態が身体に起こっています。特に起こりやすいのが頭と首の緊張です。
疲労回復センターでは、優しい刺激で無理なく身体の緊張を緩めていく事が出来ます。
例えば、頭の皮膚や、首の緊張が和らぐと呼吸自体がしやすくなってきたります。
そういった形で、身体の緊張を一つずつ緩めていく事で、緊張状態から解放されていき、パニック発作が起こりずらくなってきたりします。
また、個々の部位だけではなく、身体全体の循環という側面からアプローチを行う事からも、身体の緊張状態を改善していく事が出来ます。
一般的な解決方法を行っても、解決しない場合、疲労回復センターにご相談くださいね。