一般的な膀胱炎(急性膀胱炎・慢性膀胱炎)とは違い、原因不明の膀胱炎。それが間質性膀胱炎です。
平成27年に難病指定されています。
一般的には病院での対処療法がメインとなりますが、私たち整体師にもお役に立てる部分がありますので、体を整えるという観点から今回はお話をしていきます。
どうぞ最後までお付き合いください。
日本間質性膀胱炎研究会の調査によると、間質性膀胱炎の患者数は、日本全体で約2000人とされており、男女比は1:5で女性に多く、特に中年以降の女性に多くみられます。
細菌感染が原因となる急性膀胱炎(慢性化した場合の慢性膀胱炎)や、急に尿意を催す過活動膀胱と症状が似ていますが、と間質性膀胱炎は全く別の病気です。
また、他の膀胱炎と違う点として、ハンナ型と言われる、特有の膀胱粘膜の異常が見られます。
原因
多くの場合尿には異常が見られず、原因は未だはっきりとはわかっていません。
膀胱粘膜の細胞や免疫系の異常が考えられています。
また、遺伝の可能性はないと考えられています。
典型的な症状
次のような状態がある場合は、間質性膀胱炎が疑われます。
●薬を服用してるが頻尿が治らない
●膀胱炎が改善しない
●病院で検査しても異常が見つからない
●尿がたまった際、下腹部が痛む
●性交時にも痛みがある
●排尿後すぐにまたトイレに行きたくなる
●いつもトイレのことが気になってしまう
●排尿時・排尿後に下腹部や尿道の出口付近が痛む
●夜間、トイレで何度も起きる
これらの症状により、生活の質の低下、精神的な負担も大きくなります。
医療機関での治療
根本的な治療法はないが、膀胱粘膜の特有の異常(ハンナ病変)に対し、内視鏡を用い、電気で焼くことをします。これにより症状の改善は見込めることが多いようです。
その他に、緩和処置として、鎮痛剤や神経の興奮を抑える薬の服用。膀胱内に直接薬を入れる方法があります。
生活での注意点
●刺激物となる食品などを食べると症状が悪化する事が知られています。
→唐辛子・わさび・マスタードなどの刺激物、
コーヒーやかんきつ類を避ける
●精神的ストレスで症状が悪くなる事が知られています。
→ストレスを避け規則正しい生活を心がける
どのような経過を辿るのか?
多くの患者さんは、医療機関における治療により、症状の改善は見られるようですが、再発を繰り返す方が多いのも事実であり、経過観察が必要とされます。
また、一部の患者さんでは、炎症がひどく激痛を伴う場合などは、膀胱の摘出も検討されます。
疲労回復センター博多でのアプローチ
疲労回復センター博多では、体の歪みを整えて、自律神経の乱れを整える事で、間質性膀胱炎にアプローチしていきます。
自律神経を整える事が重要!
膀胱をはじめ内臓の機能改善には、自律神経の乱れは大敵となります。
人間の体は、無意識下で体調をコントロールするシステムがあります。それが自律神経です。
心臓が動いたり、体温を調節したり、消化をしたり、人間の生命維持活動に不可欠なこれらの働きは、自律神経により支配されています。膀胱の活動(尿を溜める、粘膜の修復など)もその一つです。
その他にも、免疫系やストレスに対する耐性も自律神経の働きが重要となります。
自己回復力の基礎を整える
間質性膀胱炎は大変難しい病気です。
ですがそこで諦めないでください。
再発を繰り返したり、重症化を防ぐためにできることがあると私たちは考えています。
本来ご自身の体が持っている自己回復力を発揮できる体にしていくことで、再発や重症化のリスクを最小限にとどめていく事は可能だと考えています。
医療機関での治療はもちろん大事ですが、自身の回復力が衰えていては、なかなかその結果も得づらくなります。
だからこそ、疲労回復センター博多では、体の歪みを整え、自律神経の乱れを整える事で、間質性膀胱炎へのアプローチをしていきます。
間質性膀胱炎の症状の再発防止や、重症化のリスクを低くするためにも、是非私たちにご相談ください!
※得られる結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
疲労回復センター博多の想い
私たち疲労回復センター博多では、間質性膀胱炎に悩むあなたが、今よりももっと快適に生活していけるように、全力でサポートしていきます!
難病だからと諦めずに、自身の体を整えて、一歩でも前向きな人生にしていきましょう!
是非、私たちにご相談ください!