過活動膀胱
膀胱に十分に尿が溜まっていないにも関わらず、膀胱の筋肉が勝手に収縮を起こしてしまう病気です。
- 尿意切迫感:急に我慢できないほどの尿意をもよおしてしまう
- 切迫性尿失禁:我慢できずに尿が漏れてしまう
- 昼間頻尿:日中何回もトイレに行く
- 夜間頻尿:睡眠中に排尿が1回以上起こる
これらの症状が一般的です。
原因としては、排尿を制御している神経伝達の乱れ、加齢、肥満、高血圧などの関連があるとされています。医療機関での治療はお薬の服用と膀胱訓練などがメインになります。
慢性膀胱炎
膀胱炎の症状が治まることなく、慢性化したものを言います。頻尿や排尿時に痛みがある、尿の白濁、尿に血が混ざる、残尿感、下腹部に鈍痛を感じるといった症状がよく見られます。
膀胱炎のほとんどは、尿道の出口から細菌が侵入して、免疫力の低下した状態になると、膀胱へと達し粘膜に感染することで発症します。慢性化してしまう原因としては、薬の服用を怠り、適切な治療を受けない場合と、他の基礎疾患(前立腺肥大症、膀胱結石、糖尿病など)によって膀胱が細菌感染する場合があります。医療機関では投薬治療がメインとなります。
間質性膀胱炎
頻尿や排尿時の痛みなど、急性膀胱炎と似ていますが、典型的な症状に尿が溜まった状態で下腹部の痛みがでて、排尿すると痛みが和らぐという特徴があります。
原因がいまだにはっきりとわかっていない為、完治が難しいとされています。細菌やウイルスへの感染が原因でないことだけははっきりしており、精神的なストレスや、一部の食物を摂取することなどによっても痛みが生じるとされています。
医療機関では、膀胱水圧拡張術(膀胱に生理食塩水を注入して膨らませる)が広く行われます。その他、薬物療法や膀胱に尿を溜められるようにしていく訓練、また症状を招きやすい食物の特定と摂取制限の指導が行われます。
前立腺肥大症
前立腺肥大症は、前立腺の病気の中で最も多い疾患です。前立腺が肥大することで、尿道を圧迫し、排尿や残尿感などの尿に関わる様々な症状を引き起こします。
前立腺肥大は加齢と共に増加します。60歳までで50%、60歳以上で約70%、85歳までで90%に見られます。前立腺が肥大する原因は完全には解明されていないものの、加齢とともに男性ホルモンが減ってくるなど、性ホルモン環境の変化が関与するとされています。医療機関では、薬物療法、手術、生活指導などによる保存療法がメインになります。
慢性前立腺炎
前立腺という男性特有の生殖器の炎症と捉えられがちな病名ですが、別名があり、慢性骨盤痛症候群と呼ばれることもあります。必ずしも前立腺の炎症のみが問題ではなく、骨盤内の血流障害により、骨盤内臓器の慢性炎症が原因と考えられています。
男性生殖器や下腹部に疼痛が出ると言ったデリケートな病気のために、あまり認知されていないものの、50歳以上の8%に見られ、決して少なくない病気です。医療機関では、投薬治療と生活指導がメインとなります。
諦めないでご連絡ください
過活動膀胱、慢性膀胱炎、間質性膀胱炎、前立腺肥大症、慢性前立腺炎など泌尿器系の問題で悩んでいて病院治療で改善が見込めない場合は早めに私達にご連絡ください。
数年前からトイレにいっても10~30分でまたトイレいに行きたくなるという生活を続けていました。
泌尿器の病院で過活動膀胱と診断され薬に頼ってみたものので改善せず、弦がに行くことはもちろん、仕事にも支障が出ていたのでネットで調べ通い始めました。
先生の治療自体は10日ほどでかなり改善されました!!!あんなに悩んでいたのに不思議で仕方ありません...