上咽頭は鼻腔の後方(鼻の奥の突き当たり)のことを言います。ここで左右の鼻から吸い込んだ空気が合流して、気管に向かって流れていきます。上咽頭への細菌やウイルス感染、体の冷え(とくに首の冷え)、疲労、ストレス、空気の乾燥、口呼吸などにより上咽頭炎が起こります。
また鼻炎や副鼻腔炎による鼻漏が上咽頭に流れ、これが慢性的な刺激になることでも、上咽頭炎が起こります。自律神経が乱れ、体の免疫力や回復力の低下があると、改善が遅れ長期化し、そのストレスからさらに改善しづらくなるという悪循環になってしまうため、早期の改善が大事となります。
1急性:この部位にウイルスや細菌が感染することにより起こります。症状としては、のどの痛み、発熱、頭痛、倦怠感、頚部リンパ節の腫れが起こります。
2慢性:急性のものが治りきらなかった場合や、咽頭粘膜への持続的な刺激(喫煙、後鼻漏などによる)がある場合に、引き起こされます。症状としては、咽頭違和感や咳症状が起こることがあります。
一般的には、薬物療法、吸入治療、鼻洗浄が行われます。
●後鼻漏とは?
鼻水が過剰に分泌され、鼻を噛んでも出ることがなく、鼻の奥から喉まで流れ落ちてくる状態を言います。症状としては、鼻水が喉へ流れ込む時の不快感や、咳、喉の粘膜を傷つけることもあるので注意が必要です。
鼻水がずっと残っていることで不快感があるために、食事や睡眠にも支障をきたします。また加齢により嚥下機能が低下した状態があると、後鼻漏によって生じた痰が咽頭に残り、強い咽頭痛や咽頭違和感が起こることもあります。さらに怖いのが、気管へ流れると気管支炎や肺炎などの原因となる場合もありますので、早めに改善することが大事になります。
後鼻漏の原因となる疾患
- アレルギー性鼻炎:花粉やハウスダストによる、鼻粘膜のアレルギーから引き起こされる炎症。
- 副鼻腔炎(蓄膿症):風邪ウイルスや細菌、アレルギーによる副鼻腔粘膜の炎症。
- 上咽頭炎:細菌やウイルス、喫煙などによる持続的な咽頭粘膜の炎症。
上記のものが、後鼻漏を起こす原因となる代表的なものになりますが、そもそもこれらを引き起こすのは、自律神経の乱れから、免疫力・回復力の低下が基盤となっています。
諦めないでご連絡ください
上咽頭炎、後鼻漏など耳鼻科系の問題で悩んでいて病院治療で改善が見込めない場合は早めに私達にご連絡ください。
10年ほど前から、年中咳が止まらず、ずっと悩んでいました。病院にも通いましたが薬をのんでもその場しのぎ…といた感じで病院へ行くのもやめてしまいました。
そんな時インターネットで調べていると、私のような症状でも治療ができそうだったので来院してみました。最初はトントンされたり、さすったり本当に大丈夫?と思っていましたが、施術が終わった頃には咳がでそうになるのをこらえるといったこともなく、「あれ?今私咳をしていないよね…?」と今までの咳がウソのようになくなっていました!
最初の施術でこんなに効果があるなら、このまま通えば本当に良くなる!とその時感じて通院しました。
今では本当にたまにでるくらいで、先生から教えてもらった自分でできるセルフケアなどしながら、咳との生活におさらばしました!!
本当にありがとうございました