常に不安が消えない「全般性不安障害」の症状と特徴とは?

常に不安が消えない「全般性不安障害」の症状と特徴とは?

全般性不安障害とは

毎日の生活の中で、漠然とした不安や心配を慢性的に持ち続ける病気です。

ただ単に不安感を持っているだけではなく、漫然と不安を持ち続けてしまい、かつその不安感が自分ではコントロール出来ない状況になってしまいます。

自分自身だけではなく、家族や身の回りの人にも何か起きるのではないかと、絶えず不安感やそわそわ感が続いてしまい、症状が進行すると、様々な症状が出現します。

身体症状として

・頭痛

・めまい感

・全身の悪寒

・頻尿

・便秘

 

精神症状として

・注意散漫

・不安感

・イライラ

・眠れない

 

全般性不安障害の患者さんは自分が持っている不安感をコントロール出来ず、上記の症状も徐々に進行していき、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

まだはっきりとした原因がわかっておらず、遺伝的要因やストレス、自律神経の影響が考えられています。

 

全般性不安障害の特徴とは?

これまで、全般性不安障害という病気があまり知られていなかったこともあり、きちんとした治療が行われていないケースも多いようです。

自律神経失調症や更年期障害などと混同されたりする事も要因の一つのようです。

症状が進行すると、うつ病、パニック障害も併発してしまいます。

 

全般性不安障害になりやすいタイプとは?

完璧主義で、自分に自信が持てないタイプがなりやすいと言われています。

但し、確実にそうなるというわけではなく、あくまで傾向的な特徴です。

 

一般的な解決方法

薬物療法と精神療法が選択されます。

・薬物療法

基本的にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)系の薬剤を使用します。この薬の効き目が2~4週間かかるため、根気強く続ける事が重要になります。

ベンゾジアゼピン系の抗不安薬は効果が高く、かつ即効性も期待できるため、SSRI系の薬の効果が出るまで一時的に使用するケースもあるようです。

・精神療法

支持的精神療法、認知行動療法が選択されます。

基本的に、今起こっている不安を表現させ、心の働きをサポートする事を目的にしています。

 

疲労回復センターでの施術方法とは?

全般性不安障害でお悩みの方に対して、私たちは身体の側面からアプローチを行います。

というのも、身体の構造や、機能が正常である事は、精神面にも良い影響を与えるからです。

疲労回復センターでは、軽い刺激を使って、身体の歪みや緊張の強い部位を緩めていく事で、身体の循環を改善していきます。全般性不安障害でお悩みの方も、身体の面からアプローチを行い、不安に負けない身体づくりをしていく事が、重要になっていきます。

一般的な解決方法で、解決に至らない場合、私達に相談して下さいね。